
お金持ちになりたいな。
ん?でもよく考えると,お金持ちって
どのくらいお金があればお金持ちなんだ?
年収1千万円?
貯金が1億円?
不労所得で暮らしていける?
お金持ちって定義されているのかな?
その辺り詳しく知りたいなー。
上に書いたように
お金持ちの定義について知りたい
そんな人に向けて記事を作成しています。
本記事の内容
- お金持ちの定義を3つ教えます(純資産,年収,貯金額)
- 定義を満たすお金持ちに近づく方法
この記事を書いている私は
お金持ちの事を調べ始めて2年ほど経つ
お金持ちのマニアです。
お金持ちの考え方や習慣、行動原理について
本や論文などを読むのが好きな私が
今回はお金持ちの定義について
説明していきます。
お金持ちの定義とは?
現在、法律や国、その他の団体において、お金持ちを具体的に定義している組織はありません。つまりお金持ちの定義はないのです。
これは「お金持ち」というものが人の価値観によって決定されるものだからです。
とはいっても、お金持ちというのは家計に余裕がある人だったり、ブランド物を身につけていたり、大きな家を持っている人だったり。
なんとなーく「人よりたくさんお金を持っている人」というイメージがあるのではないでしょうか。
そこで、今回は日本における「純資産・年収・貯金額」を調査し、上位20%の人達をお金持ちと定義した結果をお伝えしたいと思います。
お金持ちの定義
- 純資産1500万円以上
- 年収800万円以上
- 貯金額1500万円以上
先ほどの条件を調べたところ上記を満たしていることがお金持ちと呼ばれる条件となりました。
ではこの定義をどのような根拠で設定されたのかを見ていきましょう。
お金持ちの純資産はいくらから?
野村総合研究所によると,日本の世帯当たりの純資産額は下の図のように分けられるという調査結果がありました。

野村総合研究所の調査 純資産額についてのマーケットの分類
この結果より、日本では純資産3000万円以下であるマス層の割合が約80%であることがわかります。(世帯数から計算)
つまり、純資産3000万円以上の人をお金持ちと定義することができます。
純資産とは現金や持ち家、車、株式などの総資産から借金(夫妻)を差し引いたものになります。一度自分の純資産を計算してみると、純資産3000万円がとてもすごいことだというのがわかります。
簡単に伝えておくと普通の人だと純資産3000万円は持ち家のローンを返し終わったくらいの年齢でやっと到達できるイメージです。
お金持ちの年収はいくらから?
厚生労働省の発行している「平成30年国民生活基礎調査の概要」のデータによると,世帯別の年収は以下の通りです。
年収 | 割合[%] |
400万円以下 | 47.2 |
400-800万円 | 32.1 |
800-1000万円 | 8.7 |
1000万円以上 | 12.0 |
合計 | 100 |
この結果から世帯年収800万円以下の割合を合計すると約80%となります。つまり、年収800万円以上の人をお金持ちと定義することができます。
ただ,私の家計も共働きで世帯年収1000万円を超えていますが,お金持ちという実感はありません。
年収800万円になると、手取りで600万円前後と言われています。つまり、600万/12ヶ月で、月の手取りが約50万円となります。
家族を持っていて手取り50万だと少ないと感じる人もいるかもしれませんが、1人で自由に使えるお金が50万円ある人はお金持ちに感じると思います。
よって,本データでは世帯年収800万円が上位20%ととなっていますが、個人で年収800万円以上あればお金持ちと定義するのが妥当かと思います。
年収800万円となると,起業や副業をするか、大企業の部長級に昇進す必要がありますね。
お金持ちの貯金額はいくらから?
厚生労働省が発行している平成30年国民生活基礎調査の概要によると,世帯当たりの貯金額は以下の通りです。
貯金額 | 割合 |
0円 | 13.4 |
0-100万円 | 8.2 |
100-500万円 | 22.9 |
500-1000万円 | 15.7 |
1000-1500万円 | 9.2 |
1500万円以上 | 20.8 |
貯蓄額不明 | 9.8 |
一部、貯蓄額不明という部分もありますが、貯金額1500万円以上が上位の約20%となります。つまり,貯蓄額1500万円以上の人をお金持ちと定義することができます。
単純計算で、1500万円を貯金しようと思うと、月に5万円の貯金を25年続ける必要があります。一般の人には月に5万円貯金するだけでも難しいと思うので、立派なお金持ちだと思います。
定義を満たすお金持ちに近づく方法
ここまで様々なデータに基づいてお金持ちの定義を設定しました。自分には関係のない、絶対に届かない場所だなあ。と、感じた人も多いかもしれません。
でも、お金持ちに興味があって、なりたいなーと思っていたからこのページに来たのではないでしょうか。
お金持ちについて調べ続けている私がお金持ちになるにはどうすればいいのかをこのブログで書いていますので興味のある方は参考にしてみてください。


私がお金持ちです!というための定義はかなりハードルの高いものとなりました。上位20%を3項目達成しようと思うと0.2×0.2×0.2の上位0.8%と計算もできますね・・・笑
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