日本ではお金持ちのことを「裕福」,「富豪」,「資産家」など,いろいろな言い方があります。
英語にもたくさんの言い方があることを知っていますか?
この記事では英語でお金持ちを何というか説明していきます。
「お金持ち」を英語で言うときの基礎英単語4個
まずは一般的に使われる「お金持ち」という意味の基礎英単語4個を紹介します。その4個は以下の通りです。
・rich
・wealthy
・affluent
・prosperous
rich
「お金持ち」を表現する際に最も使われる英単語は「rich」です。お金持ちという意味以外にも「豊か」という意味があります。香りが豊かや栄養が豊富というとき,髪の毛がフサフサというときにも使えます。
例文:a rich person 訳:お金持ち
wealthy
「wealthy」は「お金持ち」を表現する際に一般的に使われる英単語の1つです。お金をたくさん持っているという意味だけでなく,社会的な地位を持っている場合に使うことが多いです。
richとwealthyではwealthyの方がさらに豊かというニュアンスを持っています。最初からお金を持っている資産家の息子などを表現する場合はwealthy,運よくお金持ちになった場合はrichを使用しましょう。
例文:a wealthy person 訳:大金持ち
affluent
「affluent」は「富めるもの」という意味を持っています。単語を使用する頻度としてはrich>wealthy>affluentの順に使用されます。
また,affluentはrichよりもフォーマルな表現です。礼儀が必要な場面や裕福な社会を表現するときに使用しましょう。
例文:she was born in an affluent house. 訳:彼女は裕福な家に生まれた。
prosperous
「prosperous」は「繁栄している。成功している。」という意味を持っています。直接的にお金持ちという意味はありませんが,事業などが成功している人に対してお金持ちという意味を込めて使用することがあります。
ビルゲイツ氏などの事業主や成功者と呼ばれるお金持ちに対して使用しましょう。
例文:a prosperous farmer. 訳:富裕な農場主
「お金持ち」を英語で言うときの特殊な英単語5個
「お金持ち」という意味で使われることもある英単語を5個紹介します。その5個は以下の通りです。
・filthy rich
・millionaire, billionaire
・well-off
・well-heeled
・noubeau riche
filthy rich
「filthy」には「不潔な,下品な」といった意味があります。しかし,口頭で使うときは「とても」という意味で使われることがあります。よって,「filthy rich」で「物凄い金持ち」という意味になります。
元々の意味は悪い意味の言葉なので親しい仲や冗談の通じる相手に使用しましょう。
例文:it will make him filthy richi 訳:それは彼を大金持ちにするだろう。
millionaire, billionaire
millionaire, billionaireはカタカナにするとわかりやすく,ミリオネアやビリオネアとなります。直訳すると,ミリオネアは百万長者,ビリオネアは億万長者です。具体的に100万円を持っている人のことを指す場合もありますが,「超お金持ち」という意味でも使用できます。
例文:he is a millionaire 訳:彼は大金持ちだ。
well-off
「well-off」は「豊かな暮らしをしている」というようなニュアンスで使われます。ものすごくお金があるわけではなく,「部長は給料がいいからいい暮らしをしているんだろうな。」というようなお金持ち具合を表す英単語です。
例文:a well-off widow 訳:金持ちな未亡人
well-heeled
well-heeledもwealthy,affluent,prosperousと同様に経済的・社会的に恵まれているという意味を含むお金持ちを表現します。口頭で使われることが多い言葉です。
例文:a well-heeled customer 訳:金持ちのお客様
nouveau riche
「noubeau riche」は直訳すると,「新たに富を得たもの」と訳すことができます。品位なくお金を見せびらかす者だと言うような,皮肉じみた言葉として使われます。
例文:noubeau riche 訳:成金
「お金持ち」を英語で比喩した単語
お金持ちを連想させるものから,お金持ちという意味として使われるようになった2個の英単語を紹介します。その2個は以下の通りです。
・fat cat
・minted
fat cat
「fat cat」はデブ猫という意味ですが,お金持ちのことを指すときも使います。デブ猫からお金持ちが連想できることから生まれたフレーズです。
minted
「minted」は「ミントの香りがする」という意味の他に,「造幣局」,「多額」という意味があります。それらの意味からお金持ちを連想できるため生まれたフレーズです。
まとめ
お金持ちを指す言葉を調べてみると,日本語より英語の方が多いように感じます。いい意味の言葉も悪い意味の言葉もありますが,外国の方にもお金持ちと呼ばれるようなお金持ちになりたいですね。

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